みなさん、おはようございます！
ココリハの林です。
突然ですが、訪問マッサージの施術時間ってどのぐらいかご存知ですか？
訪問リハビリなら知ってるけどマッサージは知らないって方、多いんじゃないかと思います。
介護保険による訪問リハは1単位20分で週6回まで、120分が上限に設けられていますが、
実際のところ、20分じゃ短くて効果があんまり…
なんて感じで40分を基本とする事業所も多いのではないでしょうか。
実際の所、一人ひとり症状が違うので一概にこれ！といった時間は無いとは思いますが、
患者さんを思って長くやりたくても出来ない部分があるのは大変歯痒いものかもしれません。
訪問マッサージの施術時間
さて、肝心の訪問マッサージですが、
施術の時間は訪問リハに倣って20分～30分とするところが多い様です。
ただし、これは慣例のようなもので、実際のところ法令の規定もなく明確な根拠があるわけではありません。
上記で述べたように一人ひとり症状の違う患者さんを一律に20分で何とかするなんてのは…、難しいですよね。
とはいえ、施術の算定料金的に事業の運営上致し方ない部分もあるので…、
長くやれと言われても出来ない現状でもあるのです。
そんなこんなで、長くやって欲しいと言われるのが一番歯痒いんですよね…。
患者さんを思えば出来るだけ長くやってあげたいけれど、出来ない。
訪問リハとは事情が少し異なりますが、思うことは一緒なのかなと勝手に想像しています。
だからこそ足りない部分を補い合うという意味では、リハビリとマッサージの併用は有用ですし、制度上そういう風に出来ている様にも見えます。
上手い事できてるなーと感心する一方、知名度的にはマッサージだいぶ負けてんなーとも思います^^;
なお、余談ではありますが、良い訪問マッサージ業者を選ぶ際には先ずは施術の時間を聞くのが良いかと思います。
中には15分ぐらいのところもありますので、そういう所は避けて頂き、最低でも20分、良くて30分ぐらいの目安を持って頂ければ大丈夫でしょう。
また、施術内容や患者さんの様子等の報告の有無や無料体験時にきちんと同意書や料金についての説明があったか等、
その辺りの配慮が施術+αで出来る事業所はとても良識的かと思います。自ずと担当者会議にも出てくれるでしょう。
福祉業界もビジネスライクの波が押し寄せてはいますが、一番は温かい関係性を築いてくれる場所にお願いした方が患者さんにとって幸せなのかなーと思います。
とはいえ、現場レベルでは誰もが使命感を持ってやっているはずなので、この人にならお願いしたいと思えたらそれで良いかもしれませんね！
さて！久々の更新となりましたが、本日も頑張っていきましょう！
